
CNタワーは、カナダ国有鉄道(Canadian National Railway)が1973年2月6日から建築を始めた。1567人の労働者が1日24時間操業で3年4ヶ月かけて完成させた。建築に費やされたお金は6300万ドル(今なら2億6000万ドル)。1976年6月26日にオープンして以来25年間、CNタワーはフリースタンディング・ビルディング(サポートなしで立つ建築物)として世界一の高さを誇っている。
展望フロアーまでは秒速6メートルの超スピードエレベーターで58秒。フロアーの一角には、厚さ6センチのガラスの床があり、立つと足元から342m直下の地上まで、さえぎるものが何もない。まるで、空中に浮いて立っているような不思議な感覚に陥る。高所恐怖症の人には、絶対お勧めできない。
展望フロアーの上の階には360°レストランがあり、72分で一回転する。もっと高く上りたい人は、さらに33階上にあるスカイポッドへどうぞ。地上447mに位置する展望台では、風に揺れるタワーを体感できる。天気が良く空気の澄んだ日には、はるか160Km先のナイアガラの滝まで見えるという。
パリのエッフェル塔や東京タワーとは、全く趣が異なるCNタワーは、もう築後25年も経つのが信じられないほど、斬新なデザインだ。
現代社会の7つの驚異的建造物のひとつとして指定されている。(あとの6つはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ、ニューヨークのエンパイアステートビル、ブラジルとパラグアイの国境にあるイグアスダム、イギリス海峡の海底トンネル、パナマ運河、ヨーロッパの北海沿岸の堤防。)
観光スポットとして毎年200万人もの人々が訪れるCNタワーは、カナダのテレビ、ラジオの電波の中心地として、またテレコミュニケーションにも無くてはならない大切な役割を果たしている。
2001年10月02日 |
ホーム‖戻る
Copyright (C) 2001 Yumi Schemmer. All rights reserved.
This site best viewed using 800 x 600 screen resolution and True Colour display.