
地元の新聞「タイムズ・コロニスト」は、毎年見ごたえのある家のイルミネーションをコンテスト形式で採点して優秀賞を発表する。しかもごていねいに、新聞の全面を使って、ビクトリア市内の地図入りで、イルミネーションの見事な家々を教えてくれる。この地図を持って、市民は夜の「クリスマス・イルミネーション見物」するのである。
こんなこと、するかー!? よそのカナダで? おそらく、何事も気合を入れて遊ぶ、暇なビクトリア市民だけだと、私は確信しているが……。
そんなわけで、こちらの人々は家の中はもちろん、外まわりもかなり張り切って飾り付けする。そしてトップの座に着くと、翌年からは意地でもトップの座を保とうと、だんだんデコレーションの度合いがエスカレートしてくるのである。
去年のある日、サンタクロース姿のご主人が屋根の上に立って、道行く人々に「メリークリスマス!」と叫んでいたのを目撃した。ここまで徹底して、クリスマスを楽しむカナダ人! ただの物好きか?! それにしても12月の電気代は、一体いくらになるのだろう? よけいな心配をしてしまう。
我が家の6軒先にある家は、屋根の上に南十字星のネオンがつき、前庭も目いっぱいのクリスマスの飾りとイルミネーションで楽しい。しかも、家の前をいつ歩いても、スピーカーからBGMのクリスマスの音楽が流れているのである。ホントに、皆さん演出上手なんだから!
もう1枚の画像は近所の消防署である。この消防署はチューダー朝様式の建物で、いかにもビクトリアらしいたたずまいなのだが、やはりご多分にもれず、しっかりクリスマスのイルミネーションで、おしゃれしていた。
町中がメリークリスマス一色のビクトリアである。
初出:「ワールドバザール21」各国いまどき報告 2005年12月19日 |
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