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遊びすぎ?楽しみがいっぱいの学校行事

 カナダでは学校行事と称して、何かとパーティーが多い。祝祭日が近づくと、学校全体がお祭りの雰囲気になってしまう。イースター、クリスマスはもちろんのこと、ハロウィーンの頃になると、先生や生徒は思いっきり変装し、午後の授業を返上してパーティーだ。

 長い冬にうんざりしてくる2月下旬は、「ビーチ・パーティー」と言って、先生や生徒が水着まがいの格好で、気持ちだけ「夏」になって授業する。

 もっと面白いのは「パジャマ・デー」。この日はパジャマを着て学校に登校する。別にパーティーをやるわけではなく、パジャマでその日は1日学校で過ごすという、ちょっとふざけた行事だ。

 「Bad Hair Day」という日もある。できるだけ、くしゃくしゃのみっともない髪で登校するのが目的だ。ユーモアの精神を教えるためだろうか。ちょっと理解に苦しむ、不思議な行事だ。

 高校になると、1ヶ月に1回はダンスパーティーが開かれる。ダンス委員会が生徒会の中にあり、生徒たちが計画する。

 たいてい夜7時半から10時半という時間帯に、学校のカフェテリアや講堂で催され、学校側は前もってダンスチケット(5ドル前後)を発行する。プロのディスク・ジョッキーを雇い、巨大スクリーンを設置し、レーザー光線を使うなど、まるで本物のディスコ顔負けのパーティーである。

 ダンスの間は警官がふたり、入り口でしっかり警備してくれるので、親は安心だ。ただ、子供の送り迎えが大変だが・・・。夕食後に子供を学校へ連れていき、10時半にまた、迎えに行かなくてはならないから。

 高校の内申書査定だけで、大学受験がないカナダは、子供たちがのびのびと学校生活を楽しんでいるように見える。

 でも親心としては・・・。遊び心が旺盛なのは結構だけど、こんなに行事が多くても、肝心の勉強はちゃんとやっているんでしょうね!

初出 「婦人公論」2002年6月7日号・・「海外女性通信」


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