
長い冬にうんざりしてくる2月下旬は、「ビーチ・パーティー」と言って、先生や生徒が水着まがいの格好で、気持ちだけ「夏」になって授業する。
もっと面白いのは「パジャマ・デー」。この日はパジャマを着て学校に登校する。別にパーティーをやるわけではなく、パジャマでその日は1日学校で過ごすという、ちょっとふざけた行事だ。
「Bad Hair Day」という日もある。できるだけ、くしゃくしゃのみっともない髪で登校するのが目的だ。ユーモアの精神を教えるためだろうか。ちょっと理解に苦しむ、不思議な行事だ。
高校になると、1ヶ月に1回はダンスパーティーが開かれる。ダンス委員会が生徒会の中にあり、生徒たちが計画する。
ダンスの間は警官がふたり、入り口でしっかり警備してくれるので、親は安心だ。ただ、子供の送り迎えが大変だが・・・。夕食後に子供を学校へ連れていき、10時半にまた、迎えに行かなくてはならないから。
高校の内申書査定だけで、大学受験がないカナダは、子供たちがのびのびと学校生活を楽しんでいるように見える。
でも親心としては・・・。遊び心が旺盛なのは結構だけど、こんなに行事が多くても、肝心の勉強はちゃんとやっているんでしょうね!
初出 「婦人公論」2002年6月7日号・・「海外女性通信」 |
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