
初めて空の旅を経験した我が家の犬2匹も、新しい環境にちょっととまどいながらも、トロントとは比べ物にならないほど暖かい毎日を楽しんでいる。
家から車で2、3分走るとすぐ海なので、うちのワンコたちにも、さっそく海岸デビューさせた。
いるいる!リードなしで、ゆうゆうとお散歩している犬がいっぱい!飼い主が投げる棒切れを追いかけて、海へ何度も飛び込んでいく犬や、芝生をかけまわる犬たち。
それにしても、なんてお行儀がいいんだろう。吠える犬がいないので、海岸はとても静かだ。お互いにしっぽを振って犬同士が近づき、クンクン匂いをかいで、若い犬だと、すぐに追いかけごっこを始めたりする。
うちのワンコたちは、これまでに社交の経験がなかったため、大型犬をむやみ怖がる。特にラソアプソとプードルの混種のクッキーは、私の足元にピッタリとくっつき、大きな犬が向こうからやって来ると、その場でフリーズしてしまう。デイジーはリードを付けたままでないと、まわれ右して逃げそうだ。
でも、先日ケイリンテリア種と遭遇した時は、自分と同じ仲間だとわかったのか遊びたがったので、初めてデイジーのリードを外して2匹を駆け回らせたが、もう少し散歩に慣れ、社交のトレーニングが必要だ。
ビクトリア市内では、店の中までペットが一緒に入ってくることがある。お行儀の良いワンコたちなので、誰も気にしない。本屋で立ち読みしている飼い主の横で、おとなしくすわっている犬を見かけた。
穏やかな気候に恵まれ、自然とアウトドア志向になるビクトリア市民は、犬と行動を共にする。どこへでも一緒に出かけるワンコたちは、ストレスがないから、吠えたりリードをむやみに引っ張ったりしない、穏やかな性格になるのだろう。幸せなワンコたちである。
初出:「ワールドバザール21」各国いまどき報告 2003年11月17日号 |
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