2016年3月アーカイブ

転職小話「遊就館にも行ってみた」

子供のころから物事の鑑賞というのが苦手で、映画館も、美術館も、博物館も十把一絡げに「退屈なところ」と診断していました。その身勝手な認識は戦争博物館にも及び、大学生のころに靖国神社へ参拝したときも「何やら退屈そうな場所があるなぁ」と思って、東京近郊の散歩を続けていました。

その「退屈そうな場所」の名は遊就館といい、日本が関わった戦争の多くを知る事が出来る戦争博物館です。一月二日に一般参賀へ行き、靖国神社へ参拝した私はこの際だからと、己のくだらない認識を唾棄し、遊就館へ入ってみることにしました。

その日の遊就館は、日本刀を無料の展示スペースで公開していて、日本刀に関わる職人達が、その卓越した仕事ぶりを一般の人々の前で披露してくれていました。日本刀の鞘を作る職人の話を20分ほど聞いていたのですが、鞘の僅かな歪みやでこぼこを感知して、カンナで削り取るそうです。そのカンナ捌きも凄まじく、歯の何処に、どれだけ力を込めればいいかすぐにわかるそうです。

しかし、まぁ、凄まじいですね。私は己の図画工作スキルを見限っているので、それほど羨望の念が湧きませんでしたが、その繊細なスキルさえあれば物づくりの職へ簡単に転職出来るのでしょう。

・・・・・・やっぱり、羨ましいですね。都内の歯科助手の求人を見つけていた知り合いを少し思い出しました。

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